事件がありました。

コンビニに行こうと部屋を出たら、いきなり警備員風のおじさんに「ここの大家はだれ?」と声をかけられた。
しっぽ「え?(゜ _ ゜)しりませんが、あなただれ?」
警官「警察です。」
しっぽ「管理会社なら×××さんですが。」と入り口の掲示板のビラを示す
警官が無線でごにょごにょと伝え終えたので聞いてみる
しっぽ「なんかあったんすか」
なにやら別の部屋の住人が意識不明状態でカギがかかっていて助けに入れないとのこと。
警官といっしょに対象の部屋に行くと窓にはカーテンがかかっておらず中には男が倒れており、意識混濁といった風でときどき苦しそうにうめいている。
しっぽ「救急車は呼んだんですか?」
警官「いやまだ呼んでない、だって救急車来てもカギかかってて入れないから。(+_+)」
しっぽ「ぽか~ん(゜ _ ゜)」(のんきなおっさんやな)
警官「大家はドコダ(+_+)」
さて、続きます
さて続き・・
窓をドンドン叩いても対象は目を覚ます気配はなくなおも意識混濁。
つか、こういう時は119っしょ!レスキューっしょ!とか思いつつも、あわてる警官に聞いてみた。
しっぽ「こういった緊急時の手順って決まってないんすか?(゜ _ ゜)」
警官「今本部のほうで管理会社にカギが無いか確認してる!(+_+)」
しっぽ・・ぽか~ん・・(゜ o ゜)
思わず青島さんの「事件は現場で起こってるんだ!」の名ゼリフが思い浮かんだけど、「この場でこの冗談はさすがに不謹慎だろう・・」と思いとどまる。
まぁ、むりやり押し入ったら器物損壊やら不法侵入やらになるのかもしれんが、こういう特殊な状況で人命とそのへんの一般常識的なモラルとに挟まれ明らかにちょっぴりパニックな警官のおじさんに憐憫の情を感じつつ、キッチンの小窓も施錠されている事を確認してから、こう言ってみた。
しっぽ「う~ん、こりゃガラス割んないと入れないねぇ。」
これがとどめの一言だったかも・・。
まだまだ続くよ
しっぽ「ガラス割らないと入れないっすねぇ。」
そのとき、警官のおっちゃんは意を決したようにこう言いました。
警官「ガラスを割るので危ないから離れて!(+_+)」
おっちゃん・・かっこィィ!(゜ _ ゜)
ライト兼用の警棒で窓ガラスに一撃入れたおっちゃんの姿に「器物損壊中の警察官」のテロップが思い浮かびつつも見守るしっぽであった。
警官「な、なにか針金はないか、ハンガーとかでいいから!」
しっぽ「うちのを持ってきます!」
あ、トンカチもあったっけ、とトンカチとペンチをお貸し出し。
トンカチを得て効率良くガラスを割り進む姿を見て「ああ、ゴールデンハンマーを手に入れたレッキングクルーのルイージがちょうどこんなだったな・・(わかんねぇょ)」とか思ったり、そうこうしているうちに家族と思われる男女が登場。
警官「カギ持ってきましたか!?」
男女「ないです、本人しか持っていません。」
警官「あぼ~ん(+_+)」
・・その後、窓ガラス破壊によりなんとか部屋への侵入に成功。
ぐったり意識混濁の対象を抱いて泣き崩れる母親らしき女性、数分後、消防車および救急車が到着。
しっぽ「こういう時って消防車まで来るんですねぇ。」
消防のひと「ええ、(誇らしげに)火事が出ることもありますので。ちゃんと水入ってますょ」
しっぽ「すごいっすねぇ(゜ _ ゜)ワクテカ」
しっぽ「しゃ、写真撮ったりしちゃだめっすよねぇ・・」
消防のひと「いいですよ。*^^*←超ナイス笑顔」
・・てなわけで、なかなか事件ちっくな休日となりました。w